荷物を持つ姿勢や動作が腰痛を起こす
2023/12/25
今年も残り1週間となりました。
少しずつですが大掃除をやり始めている方も多いかと思います。
日ごろ何気なく行う掃除動作でもちょっとしたはずみで腰に痛みがくることがあります。
腰痛を持っている方には特に注意したいのは、寒さで体がこわばっている状態から、いきなり荷物を持ったり屈んだりしない事です。
大掃除を始める前には少し体を動かして筋肉を温めた状態から始めてください
当院でも、毎年この時期に大掃除をしてぎっくり腰や、腰痛が悪化したなどの症状で来院される方がいます。
お話を聞いてみると、
『今までやらなかった家に溜まった荷物をこの機会に断捨離しようと頑張って作業をした‥』
『奥の汚れを手を伸ばして拭いた』
『高いところを背伸びして拭いた』など
荷物を持つ姿勢が重要です。
膝を曲げずに上半身の身を曲げて荷物を持つと腰にかなりの力がかかります。
結果、腰痛になってしまいます。
良い荷物の持ち方は、どちらかの足を半歩前にして、膝を曲げて荷物をもち、背中は丸めない。手で荷物を持ち上げないように体全体を使って荷物を持ち上げる。荷物と体は密着させて持ってください。
また、高いところのものを背伸びして取ろうとしたり、変な体勢で作業を続けていると、普段動いていない筋肉がビックリして痛みを出し、腰痛も出てきます。
一気に大掃除をやってしまいたい所ですが‥、
場所を決め少しづつ進め、時間を区切って作業してくださいね!