腰痛やしびれを生む原因は硬くなった筋肉
2023/12/20
筋肉が衰えて硬くなると要注意です
脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアなど原因や症状はそれぞれですが、すべての腰痛患者に例外なく共通する点が1つあります。
それは筋肉の衰えや緊張などにより硬化です。
筋肉の状態をレントゲンで確認する事は困難ですが、腰痛の人の体を触ればはっきりと筋肉の弾力や柔軟性が衰え、硬くなっていることがわかります。
筋肉が柔らかく伸び縮みできれば関節への負担をカバーしてくれます。
しかし伸縮性がなくなると腰の関節に衝撃や負担が直接かかってしまったり、背骨や骨盤が歪んだり、さらには血管や神経が圧迫されたりするなど様々な障害が引き起こされます。
また、筋肉を指で押したときにできた凹みがすぐに戻らないと言う人は筋肉の弾力が失われていることになります。
筋肉が硬くなると血管や神経の巡りが悪くなり、肩こりや腰痛しびれを感じやすくなります。関節の可動域も狭くなって体全体のしなやかさ(柔軟性)がどんどん奪われていくことになります。
まずは硬くなっていると自覚している筋肉を、呼吸に合わせて無理のない範囲で軽く動かしてあげて下さい。
(注意:柔らかい筋肉と違い柔軟性がないので、急な動きや強い動きはNGです)
ラジオ体操など簡単な動きからスタートして、だんだん可動域を広がってきたら、ストレッチ的な事を増やしていきましょう。
筋肉の硬化チェック
✅ 身体の柔軟性がない
✅ 筋肉がカチカチに硬く感じる
✅ 筋肉の伸縮性や弾力がない
✅ 筋肉量が少なく感じる
✅ 常に身体の何処かに力が入っている感じがする